ささ日記2018.10.21

看取りについて

「ささの家でも看取りをしますか?」との問い合わせから先日ケアマネさんと看取りについて話し合う機会がありました。

私としては「え!?デイで看取り?ささの家単体での看取りのイメージがつかめない。」それは看取っていただくための主治医の協力、すぐに駆け付けてくれる家族の理解、などなどあるからです。そして一番大事な「ささの家で最後を迎えたい」という利用者、それを受け止める職員の理解。それらがひとつになってはじめて考えられるのかなと思います。「いいですよ。大丈夫です。」と相談があれば言いますが、本当に初めての利用者さんがそれを望んでおられるのか疑問です。何回も利用していただいて職員のことを知っていただき、ささの家を第二の家と思っていただいてこそ「看取り」が可能ではないか。と考えさせられました。

一緒に考えていただけたケアマネさんには感謝いたします。

利用者さん、ご家族の意思があり皆さんの理解と協力が得られてからと思います。そのためには日々の介護の質が問われるのでしょう。思いを込めた丁寧な介護ができていると職員をみていると日々感じます。しかし、それがおごりにならないよう介護の共有、開かれた事業所運営をしていき、ご利用者・ご家族と共にいつまでも「どんな今でも自分らしく」できるよう職員一丸となり、精進しないといけないと考えさせられました。

先日の話から考えていたことを文字に起こし、振り返りをしてみました。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

 

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